『宇宙兄弟』 に教えられたこと・・・

残暑お見舞い申し上げます!

厳しい暑さが続きますが、皆様いかがお過ごしですか?
大型台風が関西にも上陸し、大雨と強風の中沢山の被害を残しました。
お盆も今年は雨ではありますが今日でご先祖様をお見送りです。「また来年来てくださいね、お待ちしています。」と・・・
日本はこうしたご先祖様を敬う大変いい文化がありますね。高度成長と共にどんどんIT化していく今日この頃人の心もIT化しているかのように、人の”人を思い敬う心”が薄らいできているように思います。特に私はその道に心酔しているわけではありませんが、こういう商売の家に生まれ家業を引き継いでいるという環境からご先祖様に手を合せるといことは自然に身についています。お彼岸・お盆・法要等1年の間に私たちの文化・習慣の中にこうした折り目ごとがありますね。これは人の心を大切にするということが引き継がれていくのでとてもいいと思います。
今『宇宙兄弟』という漫画の映画が上映されています。私は以前にマンガ本で読んだ(とてもいいと薦められて)のですが、その中に主人公の兄弟のご両親が兄弟が子供の頃に家で飼っていたハムスターが死んでしまった時に、小動物が亡くなったと土に埋めたりして簡単に処理するのではなく、喪服をきてそのハムスターに「一緒にいて楽しかったよ。ありがとう。さようなら。」と『きちんとお別れをすることを教える。』という件があります。
それを読んだときに自分に重ね合わせ、「私は子供にきちんと伝えてきたのだろうか?」と向き合ったのを覚えています。
今青少年の猟奇的な犯罪が目立っています。この生き物に対しての感謝と別れをきちんと伝えていれば、少しはこうした悲しい出来事も防げるのではないかと思ったりします。
この色んなことを考える心が人にはとても必要!だと思いませんか?