秋深し隣は柿を食う人よ~

秋といいましてもまだまだ昼間の日差しは夏を思わせる暑さです・・・が、朝夜が寒くなってきましたので、私の周りは鼻をグスグスしている人がちらほらおられます。
ところで、神戸ではこの秋「神戸ビエンナーレ2007」を開催中です。これは芸術文化の活性化を目指して2年に1度行われる、総合芸術祭です。(10/6~11/28まで行っております。是非ご来神ください。)
神戸は港町として市外の方々には知られていましたが、震災以降神戸らしい町並みや異国情緒をたたえた港町の風景は姿を変えてしまいました。
神戸は山側が北、海側が南と大変地理もわかり易いのですが、しかしその分坂も多い坂の町なのを皆さんはご存知でしたか?夜景が美しく見られるのもこうした神戸の立地からきているのだと
思います。そして生まれも育ちも神戸の人のことを『神戸っ子』といいます。私もその一人ですが、神戸っ子は神戸のこの昔ながらの町の風景が大好きです。神戸市が今
芸術や文化、そして神戸空港を新たな神戸の玄関口として力を入れたのも震災で失ってしまったこうした”神戸らしさを復活させたい!神戸らしさを守りたい!”という強い
思いからではないかと私は密かに思っています。神戸は神戸牛が世界的にも有名です。とても高級で神戸に住む私達もなかなか手がでない最高級品です。(抜群においしいですよ!)
いさごも神戸牛を盛り込んだ会席をお出しする料亭として市内外の方々に親しくごひいきをいただいております。
そして件の坂道も目の前にございます。道幅が狭い為観光バスなど大型のお車は入りにくく、ご会食にご来館いただく団体のお客様には坂道をお上りいただいています。「しんどいなあ」との
お言葉を時々いただきますが、これも神戸らしさの一つだと楽しんでいただければと思っております。
時は秋!目で舌で感覚で秋を神戸の町を楽しんでみられてはいかがですか?